2018-05-15 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
フランスでは、ベルランド報告という非常に有名な報告があるんです。これは何かというと、なぜ若い医師が地方に行ってくれないかということを調べた非常に包括的な調査なんですが、やはりいろいろと、上の世代と若い世代は医療に対する意識が変わってきています。一番大事なことは、やはり医師は、非常に医師といっても自分のプライベートな生活をかなり重視するようになってきている。
フランスでは、ベルランド報告という非常に有名な報告があるんです。これは何かというと、なぜ若い医師が地方に行ってくれないかということを調べた非常に包括的な調査なんですが、やはりいろいろと、上の世代と若い世代は医療に対する意識が変わってきています。一番大事なことは、やはり医師は、非常に医師といっても自分のプライベートな生活をかなり重視するようになってきている。
ランド報告は、これを通じて、もうテロとの戦争という言い方をやめようじゃないか、こう言っているんですよ。戦争でテロは解決しない、こう言っているんです。
ですから、単なる民間のシンクタンクの提言書というものではなくて、これはアメリカ軍の委託を受けた研究でありまして、その成果がランド報告書の形で出た。 そのときに初めて、沖縄の海兵隊のグアム移駐ということが議論されているんですね。この移駐があっても、アジアの軍事危機に対し即応能力を損ねることはないんだという記述がありました。
ランド報告にはあります。 そういう具体的な舞台で考えてみた場合に、国際常識と言いますけれども、国際社会の常識は、アメリカが集団的自衛権の名前でベトナムの国内紛争に介入したことは誤りであった、これが国際常識になっているわけです。
ランド報告などが出まして、ランド報告は極めてむき出しなんですが、下地島は台北から二百五十海里に満たない場所にあり、一万フィートの滑走路を持つ民間空港がある、この島はまた、日本の巡視艇の基地として使われる相当大きな港があることを特徴としている、琉球諸島南部の一つあるいはそれ以上の島に駐留できれば、台湾防衛にとって有利であることは明らかである、このように述べているわけですね。
そして、アメリカが戦略を変更したら、アメリカが沖縄の土地を使いたいだけどんなことをやってでも使えるんだという思想が、このランド報告書の中にはあらわれていると思うのですよ。 私、二月に河野外務大臣と、ヘイルストン中将の暴言について議論をいたしました。